「ファッションと社会をめぐるノート」第1回/新しいカルチャーは乱世から生まれる

社会の様相が大きく変わりゆくこの現在において、ファッションのありようにはどのような変容が生じているのか? また、この先にはどのような可能性が残されているのか? TOKION MAGAZINEで始まった「ファッションと社会をめぐるノート」の連載では綴られていくのは、そのような問い掛けへの応答であり、ファッションの可能性の中心である。

国内外のファッションブランドのプロデュースやコンサルティングなどを手掛け、創作や評論活動も行うクラインシュタイン代表の小石祐介が、「社会」という観点からファッションの現在地と行く末を描き出す連載企画。第1回では、ドナルド・トランプ以降の社会と、そこに立ちあらわれたオルタナティブなファッションの潮流について論じた。

Photography and Illustration by @yusukekoishi of KLEINSTEIN CO., LTD.